もう一つ上のレベルの面白さ。それにめぐり会える。

あなたの絵が変わる 描くことがもっと楽しくなる

水彩画 形と色のコツ

高崎尚昭著 B5変・111頁 本体2,000円 ISBN4-8170-3300-2

 自分の絵には何か足りない、どこを直していいか分からない。
そこを脱して、絵らしい絵、自分なりの満足の得られる絵を描く
には、それなりに「形」をとることと、「色」を塗ることが、どう
しても必要になってくる。
 「形」のコツでは、消点、簡略、強弱、構図を。
 「色」ではノコシ、カサネ、ボカシ、ニジミ、カスレ。
これらに焦点を集めて、目で見てよく分かる部分図解を多く取り
入れた。
 消点(消失点)は、奥行きや立体感を出すための目線や消失点を
意識すること。簡略は、細かな部分や遠く
のものを簡略化する方法。強弱は、近くのものは強く、遠くは弱
くすることにより、遠近感を出すこと。
 ノコシは、隅から隅まで全面を塗らないで部分的に紙の地色を
残すこと。そうすると明暗や質感も出る。カサネは、一度塗った
後に更に色を重ねること。明暗や立体感も出せる。
 形と色に的を絞って、事例と作例で見やすく図説。この他にも
作画に効果的なちょっとしたコツや、端正で親しみのある作例も
大きな画面で随所に散らした。
●主な目次 1 形と色の基礎知識 2 上手に形をとるコツ 消
点、簡略、強弱、構図 3 上手に色を塗るコツ ノコシ、カサネ、
ボカシ、ニジミ、カスレ 4 作品からコツをつかもう 5用具・
材料の知識

●たかさき・なおあき。清水建設入社、建築パース、意匠設計担
当。その延長として水彩画を描く。2001年退社。同年東京、02年
・03年大阪で個展。蒼樹会会員。43年大分県生まれ。鹿児島大学
建築学科卒業。